わきがのメカニズム

人間には、エクリン汗腺・アポクリン汗腺・皮脂腺とよばれる3つの汗腺があります。このうち、 わきが(腋臭症)の直接の原因となるのは、脇の下のほか、外陰部やへそ周辺の毛穴・耳の中など決まった所に発達しているアポクリン腺がわきがの原因。ここからは、タンパク質、糖類を始め、アンモニア、脂質、脂肪酸など、臭いの元となる物質がたくさん分泌されています。

アポクリン腺から分泌される汗が皮膚の表面にある細菌に分解されると、あのわきが独特のいやな臭いを発するのです。 皮膚表面に雑菌がなければわきが臭は抑えられるのでシャワー直後にニオイのする人はいません。しかし、それはすぐに元に戻ってしまい、またどんな人の皮膚にも常在菌といって菌がいるので治療をしないと、皮膚の雑菌を完全になくすことはできません。

制汗スプレーやパウダーも同じことでわきが臭を一時的に抑えるその場しのぎにしか過ぎません。 根本的解決は、わきが治療を施し、このアポクリン腺を除去するしか、わきがの治療方法がないのが現状です。

わきが手術とは

わきが手術とは、わきが(医学的には「腋臭症」)を治療するための手術です。わきがとは、アポクリン汗腺から分泌された汗(分泌された直後は無臭)が皮膚表面の常在菌によって分解されて種々の臭いを発するようになるものです。

わきが手術の種類には、切除法、吸引法、超音波法、削除法、剪除法があります。切除法は傷痕が大きく残るため、現在ではほとんど実施されていません。現在多く実施されている手術方法は、剪除法です。剪除法は、皮膚に数センチ切り込みを入れ、アポクリン汗腺を目で確認しながら切除していく方法です。吸引法は、皮膚に数ミリほど切込みを入れ、そこに吸引器を挿入してアポクリン汗腺を吸いだす方法です。吸引法を発展させたのが、超音波法です。

わきが手術は、皮膚に少しのキズをつけることになりますが、時間とともに傷痕は目立たなくなってきます。

わきが手術は数十万の費用がかかるものです。保険適用はほとんどないです。よって、しっかりと情報を集め、医師と相談の上、手術を検討してください。

わきが手術について

わきが手術は皮膚を切開してアポクリン汗腺を取り除く手術です。わきがを持つ人にとってはぜひとも受けてみたい手術でしょう。

しかし、わきがを持つ人すべてが手術適応というわけでもありません。生活習慣を変えることで改善される場合や、手術までいかなくても保存療法で対処できる場合もあります。ですから、まずは医師の診断を受け、わきが手術が本当に必要なのかどうかをまずは診てもらいましょう。わきが手術が必要であり、かつ本人も希望するならば、わきが手術を受けることになります。

ところで、わきが手術は皮膚科や形成外科では保険適応の範囲になることがあります。しかし美容外科では保険は適応されないのが普通です。だからといって、費用を安く済ませようとして、医者選びで失敗しないようにしましょう。

わきが手術は病院選びが重要と言われます。小さなキズとはいえ、腋の下を切ることになるので、信頼のおける医者を選ぶことが必要です。わきが手術を検討されている方は、情報を集めて、カウンセリングをきちんと受け、納得してから手術を受けるようにしてくださいね。

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